WWOOF木森ファーム

WWOOFから戻って来た
本来21日に戻る予定だったが…
ホストが良くなかった
ホスト先はここ
自給自足を目指している…とのこと
かなり俺たちに気を使っていた的な事も書かれている
今見てると腹が立つな
ぼろくそに書きたいが、台湾ではG(ゴキ)が出た店と証拠写真付きでブログに書いて店から訴えられ、負けた人もいるそうな
うむ…
まぁ、事実だし日本語だから良かろう
あくまで俺的感覚だが良い悪い含めてアップ
そもそもWWOOFとは

お金のやりとりなしで、 「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみです。

有機農家に手伝いをする代わりに宿と食事を頂くというシステムだ
WWOOF台湾
今回の場所は苗栗の竹南
名前の通り新竹の南側
台北から電車で225元、バスで150元だった
竹南站に到着後ステイ先に電話
10分後迎えに来てくれた
しかし自己紹介も挨拶もなし
車に乗れ、と
車がすこぶる汚い
ゴキブリが居候していた
まっすぐビール工場に連れて行かれた

竹南にはアジアでも大規模な台湾ビールの工場がある
訳のわからぬままついて行く
他にマレーシア人のウーファーがいた
福建の華僑で台湾語もわかる
純粋でまじめな子
ホストはここで店を出している様子

一応メインはコーヒーなのか??


自分で煎ったコーヒーらしい
味はそこそこだったが有機の豆では無い
しかし管理がかなりずさん
清潔に保たないといけなそうな物も普通に台ふきに乗せたり
コーヒーメイカーの下にはたくさんのGが…
他は委託で珊瑚草や健康食品?的な物を売っている


これも有機と言われたが…

輸入物の亞麻やすりつぶした穀物

これも俺が来る前にG入りを売って苦情が来たそうな
こっちがメインか?
コーヒーはぶっちゃけほとんど売れていない
そもそもホストは農家では無いらしい
自給用の田畑
時々販売している程度
初日は小雨ということも有り畑には行かずビール工場の後ホストの家へ
元お金持ちなのか4階建ての大きな家だった
一応木工もしている…らしい
部屋は4階を案内された
かなり広いが布団はシーツが無くしばらく洗ってなさそう
ドアは閉まらない
一応扇風機はあった
真夏では無いのでまだ我慢できる
以前来た香港のウーファーは耐えきれないとホストに伝えたらホストが激怒
そのまま出て行かされたそうな
シャワーとトイレは3階
これがものすごく汚い
しかもトイレットペーパーは自分で買ってこいと言われた

仕方なく4階のマレーシア人が使っているトイレ、シャワーを使わせてもらうことにした
彼女が来たときはそのトイレもかなり汚かったらしい
頑張って掃除をしたそうな
申し訳ない
しかしこのトイレ、シャワーもドアが閉まらない
洗濯も自分で手洗い
手荒れ持ちには厳しい
マレーシア人の子がシャンプーや洗剤もくれると言ってくれたがさすがに夜コンビニに買いに行った
ネットは使わせてもらえなかった
Wi-Fiなし
ネカフェに行けとのこと
テレビも子供が独占
外が大自然ならいいのだがただの地方都市
近所の媽祖廟以外見る物は無い

暇でしょうが無い
夜は蚊の猛攻で眠れず次の日を迎える
二日目は幸い良い天気
午前中はビール工場、午後から田んぼで田植えとの事
これは楽しみ
ビール工場から車で5分田んぼに到着

…思っていたのと違った
工場地帯にある
有機無農薬手植えらしい
水の出所がわからない
どうもここの雨水っぽい

ま〜清潔とは言い難い
3日間田植えをしたが晴れの日が続くと水が少なくなった
完了時はこの有様

泥が固くて上手く植えれない
かなり田植えの経験値は積めた
こんなに植えたのは初めてだ
ヒルっぽいのがいたが血は吸われなかった
また、台湾でもジャンボタニシが猛威をふるっている様子
2日目の午前中は奴らの駆除

ものすごい量いた
バケツで山盛り2回取っても次にの日にはどっさりいた
卵も気味が悪い
昨日植えた苗が既に食べられている
こりゃ大変だ
対策を考えねば
苗自体は買った物とのこと
台湾はどうかわからないが日本だと農協などから買った苗の多くは農薬を使って育てられている
おそらく完全無農薬では無い
一応タイコウチ等いろんな昆虫が居たのでここでは農薬を使っていない様子

隣の農家が農薬を撒いていたが…
田んぼにある小屋

FaceBookやWWOOFの情報によるとここでも寝泊まりできる…らしい
冗談じゃ無い
鳥の糞まみれだし蚊がかなりたくさんいる
外には肥料が腐った物が散乱している
ちなみに少し前まで鶏も飼っていたそうだが野良犬に食い殺されたらしい
管理ががさつだからな
幸い一羽だけ残っていた
鶏と近所の牧場から肥料用の馬糞を交換していたらしい
今後はどうするのか
また、ホストの畑で現在はイチゴ、ニンニク、レタス等が植えられている

一応有機農らしい
認証はお金がかかるから取得してないとのこと
肥料は馬糞と(たぶん)EM

MOAの肥料と言っていたのでおそらく…
少しだがまだイチゴがなっていた

毎度イチゴ狩りと野菜を収穫して家に戻る
しかし不思議なことに食卓にイチゴが出ることは無かった
一応米は自家製の玄米
野菜は自家製と市販の物もあった
味付けは我らが味の素…
そして子供たちがほとんどご飯を食べない
買ってきたパンや肉のおかず、外食ではばくばく食べるのだが
ケーキに乗っていたイチゴをホストの息子姉弟が取り合っていた
自分で有機栽培してるのじゃ駄目なのか?
何のために有機をしているのかよくわからない
聞くと台湾で有った環境運動に参加し、環境保全などに興味がある…らしい
有機農自体は十数年前に始めたらしい
MOA自然農など言葉は知っていた
しかし車の運転中タバコをポイ捨て
知識もどこまであるのか疑問だ
平気で嘘もつく
有機の梅の酢漬けをくれた
梅の値段を聞くと1斤(600グラム)30元と
以前陽明山で1斤120元の梅を育てているという人と出会ったことがある
有機がそんなに安いのか??と聞くと
有機は…たぶん40元ぐらいと思う」と
は??
有機のを買って漬けたんじゃないのか?
なぜ知らない
他にも市場で買ってきた乾燥リュウガンを自家製有機と言って売っているそうな
詐欺だろ
どうも興味はある事はあるのだろうが「有機」を利用している気がする
商売自体はそこそこ売れている様子
それもそのはず
ビール工場にくるのは暇と金を持てあました熟年ツアー客が多い
「健康」と聞くとコロッと買っていく
見てると、客や商売仲間だとホストは人が変わる
外面は良い
ネットでもいかに自分たちが良いかというのを自慢している
店舗の場所が良いので商談の客は多かった
そして夫婦共にがさつだ
机は全くといって良いほど拭かない
職場でも自宅でも
食事時は新聞紙を敷いて食後に捨てるだけ
一応奥さんは某テレビ局の秘書らしいのだが…
確かに化粧は綺麗にしている
有機には関係ないが子育てもがさつ
子供が靴を履いて食事テーブルに乗ってもあまり叱らない
正直腹が立った
俺らが飯食うところだぞ
姉は10歳らしいが犬食いで落ち着きが無い
まぁ、この辺は置いておこう
一つ詳しい人がいたら教えてもらいたいことが
有機ニンニクでニンニクの酢漬けを作った

しかしニンニクの色が…

カビか雑菌と思ったが、聞くと有機だからこうなる、と
正直信じられないのだが…
詳しい方がいらっしゃったらご教授願いたい
結局手荒れがひどくなったのを理由に早めに台北へ戻った
最後の日珍しく外食で客家のバーワンをおごってくれた

あっさりしてておいしかった
しかし帰りも一騒動
前日に駅まで送ると言いながら朝飯を買いに行って戻ると居なくなっていた
ホストの家に置いてけぼり
かなり腹が立った
どうすれば良いのやら
家に居た謎のおじさん(本当に正体不明。空き部屋を他に貸している様子)が送ってくれた
ざっと書くとこんな物か
詳しく書けばもっと出てくると思う
そもそもホストはウーファーを畑に送った後ビール工場に戻り何一つ教えてくれない
また、時にはビール工場でも普通に働かされる
それだったら有給で他に人をバイトを雇えよ
正直WWOOFの悪用だ
WWOOF台湾に苦情を申し立てるつもりだがWWOOF台湾自体があまり信用できない
WWOOF台湾の情報を見て、このホストが良さそうだから選んだのだが…
やるだけやってみるか
無料の労働力ってのは確かなのだが…
ぶっちゃけ日本にもいるらしい
畑仕事をさせずにほとんど民宿の手伝いなど
それだったら有給でバイトを雇え
それかWWOOF以外のシステムを利用しろ
ウーファーが失望してしまう
WWOOFもホスト、ウーファー共に評価するシステムが必要だと思う
しかし良い出会いもあった
一つはマレーシア人の子
今時日本人でもここまでまじめな子は少ないと思う
台湾語もわかり、心強い
今度マレーシアに遊びにおいでと言われた
初めてマレーシア人の友達ができた
世界中に友達ができる
素晴らしいことだ
今はFaceBookで繋がりいつでも連絡が取れる
明日から宜蘭で別のホストにWWOOFらしい
頑張れ!
そしてビール工場で一緒に仕事をしたおばさん
ホストが自給払って雇っているらしいが、このおばさんがめちゃんこ優しい
ザ台湾人という顔をしている
かなりお世話になった
手荒れを見せると薬をくれ、家に遊びに行くと食べきれないほどのフルーツを食べさせてくれた
Wi-Fiも利用させてもらった
元々お店をしていて、今年閉めたそうだ
大型のショッピングモールなどには勝てないとのこと
う〜む…
売れ残った蚊取り線香などをくれた
初めて竹南でぐっすり眠れた
旦那さんと息子さんが日本好き
買い物や台湾のいろんな話をしてくれた
息子さんも知り合いが有機農を始めたから、そこはどうかと連絡を取ってくれたり
涙が出そうだ
彼らとも息子さんとFaceBookで繋がっている
有機農の人より普通の台湾人が優しかった
また遊びにおいでと言ってくれた
是非行きたい