南投旅行4(木生昆虫博物館、18℃、地母廟)

最終日
朝から微妙な天気
滝を見に行こうかと思ったが山は危ないので近場を回ることに
facebookもアップ
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.215155915172291.56891.100000336516247
始めに埔里の外れにある木生昆虫博物館を目指す
完全に俺の趣味
一人旅じゃないので少し心苦しい
ホテルのフロントから近くのレジャー施設も面白いと言われたが高かったのでやめた
他にもサオ族のダンスする劇団(?)みたいなのがあった
到着

一般120元、学生100元
朝の8時から開いているらしい
埔里は山の中で大きな湖もあり、山里も多い
つまり昆虫が豊富
台湾にいる蝶400種のうち350種がいるそうだ
きのこ栽培も有名だからクワガタも多い
虫は素晴らしい
彼らから多くの事を学んだ
客が少ないせいか館の人が案内してくれる
入ってすぐに蝶が飼育されているハウスがある
台湾の蝶がしこたま飛んでいる
オオゴマダラ

捕まえやすいから「バカ蝶」という呼び名が有るらしい
確かに単純だ
幼虫

蛹は金ぴかで綺麗
コノハチョウやツマベニチョウなど熱帯の蝶が
蝶マニアにはたまらんだろうな〜
しかし蝶と変わらないぐらい蚊がいる
半ズボン半袖で挑んだ俺らが悪かった…
さすがに耐えきれなくてそそくさと一時撤退
博物館本体

記念碑が建っていた
ここも日本統治時代に整備された
日本人は物好きだ
昆虫の分野は日本人が強い
何せ鳴く虫に風情を感じるほど昆虫好き
西洋人はうるさいと思うらしい
1階は生体と土産物屋
マレーシア産のコノハムシ

生体は初めてかも
他にもニジイロクワガタ

等など
オオゴマダラの羽化があっていた

しかし残念ながら失敗らしい
2階は標本がたくさん展示してある
撮影は禁止
台湾の昆虫を始め世界中の昆虫標本がある
1階に降りたら館の人が虫除けを貸してくれた
蝶の所にリベンジ

それでも塗ってない部分があるからやっぱり蚊が寄ってくる
仕方がないので立ち去った
虫好きにはお勧め
次に雨が降り出したので土産物18℃へ
http://0492984863.tw.tranews.com/
台湾でかなり有名なチョコレート屋
全部手作りだ
一番安いのでも1つ30元を超す

18℃とはチョコレートを作る上で一番いい温度らしい
休日は1時間待ちが当たり前なんだそうだ
雨が弱まったので土産物を買いに紹興酒の店へ
その後昼飯をとり、雨が止んだ
地母廟へ

台湾で一番好きな廟かも
迫力がある
割と新しい廟だ

道教の廟では最大規模

頂上からの景色もすこぶるいい

名前の通り母、女性の神が多く祀られている
地母とはそのまま大地の母
ここには宇宙の母と書かれていた
素晴らしい
日本神話で言ったらイザナミにあたる
地母尊佛(道教だけど佛って字がついていた)、媽祖、瑶池金母(西王母、古代中国の仙女)、城隍尊神(土地の神)、丹水神、太歳星君木星)、神農大帝(医学、農業の神)、關聖帝君(関羽、商売、武道の神)、孚佑帝君(五文昌の一人)、司命真君(炎の神)、關平太子(関羽の子供)、周大將軍(関羽に使えた武将)、南斗星君、太上老君老子)、文昌帝君、九天玄女(天女、仙女)、玄天上帝(武道、水の神。裸足)、無極老祖(宇宙の神??)、開天古佛(タオの化身、宇宙の神)、玉皇大帝(道教における事実上の最高神)、太陽星君、太陰星君
たくさんいらっしゃいますな〜
手に負えないぐらいだ
初めて聞く神様もちらほら
封神演義も読むべきか…
道教の神様にもランクがあるらしい
しかしここの廟は素晴らしい
宗教に関係なく景色もいいから何度でも来たくなる
タオ、道教は1+1=1である
そんなバカな〜
1+1=2何て小学生でも知っている
道教の教えは陰と陽で成り立つ
生命がまさにそうだ
精子卵子で一人の人間が生まれる
当然「自然界」に絶対は無いのでタオも完璧ではない
しかし「真実」に近い気がする
1+1=2ってのは所詮人間が作り出した妄想なのかもしれない
何度でも来たい
哲学や宗教に関しても、もっと勉強したいな〜
埔里で一番好きな場所
バイクを返却し、バスで台北に戻った
バスも平日だと360元と少し安い
知らなかったが学生切符で往復660元があった
次はこっちを利用しよう