台湾で反原発デモ

先日20日東京電力の事故を受けて台北にて反原発のデモが行われたそうだ
原発】台湾世論に波及 数千人規模の反原発デモ
http://bit.ly/huskkm
まぁ、当然だろう
身近な国で大事故が生じている
台湾に関しては北と南に原発がある
北はなんと新北市にある
台北市から30キロも離れていない
ある意味すごい
導入に関しては以前書いたが、国民党がアメリカの気を惹くために持ち込んだ
人によってはアメリカの実験道具にされたという話もある
実際事故が多かったそうだ
そして今回の福島県における原発事故
正直未だにあまり明るい兆しを感じない
海洋汚染もひどくなった(今に始まったわけではないと思う)
韓国で日本の魚介類輸入規制
台湾も日本製の食べ物の検査を強化するそうだ
親日だが、当然だ
もしかしたらメイドインジャパンを避けてしまうかも知れない
これは痛手だ
良くなるように祈ってはいるが…
そもそも「福島」の名前ばかり目立っているけど、福島は被害者だ
加害者は当然東京電力
ニュースを見る度に腹が立つ
俺だけでは無いはず
今回東電を批判する声を良く聞いた
未だに都合の悪い話は包み隠す
そして根拠のない「安全」宣言…
電力会社なんてみんな同じ
日本にいたとき九電と話したりしたけど似たり寄ったり
最後は責任の押し付け合いになる
「国が〜」「専門家が〜」
事故が起きたとき頼りにならないのは目に見えていた
原子力安全保安院何てもってのほか
活躍したのは自衛隊ハイパーレスキュー
しかし今まで無関心に電気を使ってきた人達は文句を言える立場じゃ無いのかもしれない
社会全体の問題か
政府が原発を進めたいせいか、原発に関する問題はほとんど知られていない
原発で一番恐いのは被曝
放射線は遺伝子を壊している
癌や奇形になりやすくなる
若ければ若いほど危ない
テレビでも大騒ぎ
未だに「すぐには影響ない」とあやふやで責任逃れな事を国が平然と行っている
しかし原発による被曝者は日本国内だけはない
ウラン炭鉱(海外)で働かされている人達も被曝している
日本の電気のため、被曝をしている
ちなみに日本に落とされた原爆はアメリカの少数民族ホピ族の聖地から掘り出された
ウランやレアメタルなどの鉱山は原住民の聖地が多い
度々争っている
「自然」を愛する民族VS「金」を愛する民族
そして使い終わった燃料をどうするか
当然放射性物質
人間がさわれる物では無い
今回の事故は保管していた使用済燃料も危ない
地下に埋める等の話が出ているが、地下水も汚染するしそもそも環境に影響があるかどうかは分からない
冷えるまでも相当な年月を使う
数百年だとか、もっと時間がかかるとか
その間どうやって保管するつもりなのだろうか
誰が数百年後の社会に責任を持てようか
現在の技術は向上したから多少は安全という話も聞く
確かに40年以前の技術よりはマシかもしれない
逆に言うとそれだけ解体しにくい
日本で使われている原子炉がぼちぼち寿命を迎える
しかし処理のしようがない
人間が入れないからロボットによる遠隔操作
細かい作業なんてできない
未来の子ども達にとんでもない汚物を残すことになる
いい加減そういうことはやめなければならない
しかし、必ず「代案をよこせ」という輩が現れる
根本的考え方が違う
今の社会自体を考え直さなければならない
もう、そういう時期まで来ている
そうでなければ「自然」との共存なんて不可能だ
IAEAは未だに原発はエコでクリーンなエネルギーなんてバカなことを言っている
それでも欲しいというわがままな人も当然いる
もはや棲み分けをしないといけないと思う
原発を作るなら大都市や工業地帯のど真ん中に作るべし
田舎に押しつけるな
決まり文句が「雇用が増える」
都会だって職業難だ
現在のように送電の時点で数十%を失うのも馬鹿馬鹿しい
田舎であまり電気を使わないで生活をするか都会でバリバリ電気を使う生活をするか
俺は原発なしで暮らしたい
その可能性が有るのも台湾な気がする
少なくとも民進党原発反対を掲げている
台湾人(本省人)の多くは「自然」を愛する人
これから脱原発の動きも増えると思う
是非、台湾と日本にリードしてもらいたい