萬華(龍山寺、青山寺、ヘビ料理、ナルワン原住民族商場)

朝から天気がいまいち
よければ平溪線の旅に行こうと思ったのだが…
仕方ないから近場をうろついてみる
昨日台北駅に行くつもりが萬華にでた
まだ西側の地理、方向感覚がつかめていない
萬華が思いの外近い
じっくりうろついたことがなかったのでぶらっとしてみた
萬華は現在「マンファー」と呼ぶ
日本読みはマンカ
元はケタガラン族の小舟を意味する「ヴァンカ」の当て字
昔(清時代)は「艋舺」と書いていた
日本統治時代に発音が似ていることと万年の繁栄の意味を込めて現在の漢字を使うようになった
台湾でヒットした映画「モンガに散る」の場所だ

日本でも上映が始まった
羽田松山の飛行機も始まり、ますます日本からの観光客が増えそうだ
場所はだいたいMRT龍山寺付近と思っていい
まずはその龍山寺
すっかり近代化され、電光掲示板がある

日曜日なので客はすこぶる多い

観光客も多いし熱心な参拝客もいる
邪魔はしないように
台湾で最も古い寺で1737年に建てられた
米軍の空爆により破壊されたが再建された
二級古蹟
祭られている神様は仏様、観音様、媽祖とゴージャス
たま〜にガイドもいる
中には日本語が話せる人も
線香も無料の物と有料(10元)の物の二通り
龍山寺の前艋舺公園も賑わっていた
地下街の市場が上がってきていた

試食だけ
すんません、金が無いんで…
何やら怪しい商売も

次にマイナーな青山寺
龍山寺と比べるとこぢんまりとしている

じゃんけんぽん

こっちも100年以上の歴史がある
三国志孫権の将軍「張滾」が奉ってあるそうだ
疫病を抑え、司法で悪者を裁くらしい
剥皮寮老街
清時代の町並みを再現してある

所々当時のレンガもある

資料館もあり昔の生活や医学についての紹介してある
当時の物もあり思ったより面白かった
入場無料
中にはこんなのも…

どう見てもウ○トラマン
他に鉄腕ア○ムも
まぁ、某大国のように金を取るテーマパークじゃないから悪質じゃない
これくらい許そう
そして娜魯湾(ナルワン)原住民族商場という看板を見つけた
おそらくマイナーなスポット
広州街夜市がある広州街の突き当たりにポツンとある

店内

原住民の衣装や料理が売ってある
日曜のお昼時だったがあまり人はいなかった
原住民商売は難しい
週末の夜には小さいライブもあるらしい
行ってみたいな〜
ちなみに「ナルワン」とは原住民の言葉で「こんにちは」という挨拶の当て字
萬華と言えば夜市
有名な夜市が二つもある
広州街夜市と華西街夜市
広州街夜市はまぁ普通だが華西街夜市は変な物を拝める
まさしく夜の街
精力剤としていろんな物が売っている
ヘビ、スッポン、サソリ…
先日日本から来客があり、この夜市に連れてきた
ヘビ料理にチャレンジ

ヘビのスープ、蛇の毒(真ん中の白いの)、ヘビの血(赤いの)、他に漢方酒等
ヘビはベトナムで食った
あの時はぶつ切りで出汁のない鍋だったので美味くなかったが今回のはそこそこ美味かった
ヘビの血は砂糖(蜂蜜)水が混ぜてありほんのり甘い
初めに半分飲む
その後毒や漢方酒を混ぜて飲む
ヘビはお肌にいいらしい
これで精力ビンビン
それにあわせてセクシーな下着なども売っている
後はごゆっくり
台湾にお越しの際は是非お試しあれ