桃園大渓(蒋経国仮墓地、老街)

10月31日はハロウィンであり蒋介石が生まれた日でもあるらしい
関係あるかどうかは知らないが息子の蒋経国仮墓地がある桃園へ連れて行ってもらった
蒋経国も歴史的に見たら不思議な人物
一時期父蒋介石と対立して中国共産党にいた
その一環でソ連を訪れソ連人と結婚
後々スターリンから捕虜として捕らえられるのだが…
息子、孫はかなりのイケメン
当たり前だが台湾人に見えない
外相人だが副総理に李登輝を起用し、インフラ整備も整えた
民主化に対する意識も高かった様子
「私も台湾人である」という台詞を残している
蒋介石と違い本省人にもそんなに嫌われていない
仮墓地は桃園頭寮にある
「仮墓地」とされているのは正確には墓地じゃない
中国大陸に埋葬されることを望んでおり、遺体が仮安置されている
車で1時間足らず

中国大陸の観光客がしこたま来ていた
仮墓地には兵隊がおり、1時間交替で待機している
偶然交代の時間を見ることができた

観光センターの中は蒋経国の資料がたくさんあった
右が蒋介石、左が蒋経国、真ん中は知らん

こちらは直筆の文章

他にも杖等が飾られてた
張学良等の資料もあり歴史を感じることができる
蒋経国仮墓地は撮影禁止

なんと棺桶にミイラとして保管されており顔を見れるらしい
さすがに見たくは無いな
近くに蒋介石の遺体も仮安置されているそうだ
やはりあまり好かれていないのかそういう記述は見あたらなかった
一緒に紹介されている黒猫中隊は桃園を中心に活動していた軍隊
主にアメリカと組んで中国大陸(主に核)の偵察を行っていた
1974年に解体された
今思うと解体すべきじゃ無かったのかも
当時は世界が中国大陸に目を向け始めた頃だから仕方ないか
日本も1972年に中国と国交を結んでいる
次に大渓へ

平日は閑散としているらしいが週末は賑わう
老街以外とくに目立った物は無い様子
なぜか独楽(コマ)が有名
日本統治とは関係ないらしい
食べ物では豆干が名物
豆干とは名前の通り豆腐を干した物

台湾ではよく目にする
味はそのまま歯ごたえのいい豆腐って所か
橋はヨーロッパを意識して造られているが路上アーティストがミスマッチな中国音楽を奏でている

老街

食べ物などの店で賑わう
撮影は昼間の方がいいかな〜

夜の大渓橋

桃園から大渓行きのバスか台北の貴陽街(龍山寺付近)からバスがあるらしい
普通の観光だったら微妙だけど歴史が好きな人は是非