淡水、八里の廟(寺)

今回淡水、八里の廟(寺)も見てきた
他にも小さなものはあったが主に3つ
まずは淡水老街の中にある福佑宮
淡水は港町
ここも媽祖の宮
台湾ではかなり古い方
1796年に建てられた
建築様式が古いことからも分かるらしい
三級古蹟

画像が荒いな…
昔はこの辺りが大陸とを繋ぐ荷物の集積地だったそうな
他に水仙尊王(水、航海の神様)、観世音菩薩、文昌帝君(学問の神)、太歳星君(惑星の神。祟り神でもある)、霞海城隍神(海の守り神)、関聖帝君(関羽、武道、商売の神)、福徳正神(土地、財の神)、虎爺(虎爺は城隍神や福徳正神の乗り物)、福佑宮に関係した人が祀られていた
道教は日本神道に近い気がする
太歳星君が気になった
木星の鏡像となる仮想の惑星らしい
木星は12年で地球を1周する
だから木星の位置で年を記述していたそうだ
しかし十二支とは逆方向
だから反対に仮想の星を作った物が太歳星
それを神様にしたのが太歳星君らしい
中国の天文官達は太歳星君のもたらす災いをさけるためかなり太歳の方位に注意したそうだ
物が無い時代の方が感性が豊かな気がする
次に大衆爺廟

八里にある美しい廟

1796年に建てられ歴史は古い
大衆の神
たぶん道教
土地の神様が祀られている
行政神(政治の神?)、俗稱行神(不明)、如城隍爺(司法の神)
この辺りでは大事にされている
今までと少し違った廟
毎年旧暦の5月1日に祭りがあるそうだ
そして八里天后宮
大衆爺廟のすぐ近く

中は何か神秘的

こちらも1760年と歴史が古い
淡水一体は昔から栄えてたからな
珍しく他の神様はあまり見かけない
これも古いが故か
媽祖の他にお金、商売の神像が少しあるだけだった
ここらのお寺は1800年以前の物
日本の寺と比べたら歴史は浅いが台湾では古い
台湾文化を知りたいならお寺も覗いてみた方が面白い