台湾料理

台湾は食い物がうまいことで有名
俺もそれを期待してきた
案の定美味い
胃袋が足らんぞ
そして安い
日本では長く玄米生活だったから少し胃にはきつかったが、だいぶ慣れてきた
ところで「台湾料理」って言葉は聞くが、正式にはおそらく無い
「国」としての台湾も微妙なように、料理、食文化も曖昧
台湾の歴史に関係している
元々台湾に住んでいたのは原住民の人々
現在台湾政府が認めている原住民が14族いる
既に途絶えてしまったとされる民族もいる
彼らは独特の食文化を持っていた
そこに日本統治が始まり、日本の食文化が混ざってきた
(本当はもっと長く、深い歴史があるが、今回はカットで)
戦争が終わり、日本人の代わりに中国大陸から国民党がやってきた
蒋介石が腕のいい料理人をしこたま連れてきたという話だ
そこで中国大陸の食文化も加わった
それらの食文化がそのまま残ったり、台湾人が解釈を変えた物もある
それらを総合した物が「台湾料理」と言うわけ
あくまで俺の解釈だけど
国民党はファシズム的独裁党でたくさんの台湾人を殺した
あまり好きじゃ無いが、少なくとも現在の台湾の豊かな食文化に一役買っているのは事実だ
ここ数日で食べたものを少しご紹介
台湾の一般的家庭料理の一つ魯肉飯(ルーロウファン)

ご飯に豚の角煮等が乗っている
30NTDぐらいで食える
美味いしやすい
スープも安いしうまい物がたくさんある
正直、これだけで十分
そして台湾の代表的麺牛肉麺

牛肉をつかったけっこうこってりめの麺
80NTD
牛肉麺の店は多い
どこで食おうか迷っていたら、日本語でおばちゃんが話しかけてきた
この店の麺はコシがすごかった
日本人は困ったとき、年配者がいる店に入るようにすべし
台湾には日本語世代がまだまだいる
なぜか日本人って事でまけてもらった
美味い物がしこたまある台湾
食いしん坊にはたまらない楽園
いろんな物喰うぞ〜