子育て…

あんまり台湾とは関係ない話題だが、最近「子育て」について考えさせられる
身近なところでいろいろな出来事が
親子とはどうあるべきなのか
まだスネかじり青二才の俺が言うのも変な話かもしれないけど…
台湾人(台北?)は全体的に子供に甘い
これは俺の付近で実際起きていることである
親は何でも買い与える
「飽き」がくるのでゲームや遊び道具を次々と買ってあげる
小学生や幼稚園児ながらwii、プレステ、iPad
正直わがままな子供が多い
以前勝手にパソコンを開けられたことがある
友達が持っている物を盗んだりすることも
悪いと思っていないようで、親もあまり叱らない
しつけ的なことはしていない様子
共働きでベビーシッターを雇っている人も少なくない
子供の世話はベビーシッターに任せっきりだ
それも中国人だったりフィリピン人だったり…
親の愛情って一番大事だと思うけどな
しかし教育熱心
「教育」のためにはお金を惜しまない
「いい小学校」に通わせるために家族総出で引っ越すことも珍しくない
俺の家の前の住民も小学生の子供のために引っ越したそうだ
公立の小学校でもランクがあるらしい
新店の様な田舎では駄目
台北市内の「いい公立小学校」に入学させる
習い事も多い
「子供の将来のために」と
しかし、果たしてそれは子供のためになるのだろうか…
そもそも本当に子供のためなのだろうか…
先日NHKで「優しい暴力」という訳のわからぬ言葉を聞いた
母親が「子供の将来のために!」と勉強を押しつけすぎるために不登校になる
小学校の不登校はいじめよりこのパターンが多いんだとか
まじめで勉強ができた子がいきなり不登校になる
母親は自分が悪いと思っていない、と、言うより思えない
しかし子供が学校に行かないから余計プレッシャーを与える
この繰り返し
そこでそういう母親のためのカウンセリングなどを行っている、との事だった
最後にNHKのアナウンサーが「正しい子育てをしましょう」と
…「正しい子育て」って何だろう
一方で自給自足家族なる番組も見た
お金はないが日本の田舎で頑張る家族の物語
そこに映っていた子供たちは小学生ながらに料理ができ「将来料理ができないお母さんになるのは子供にかわいそうだ」と言っていた
近所に生えている山菜なんかも自分でとれる
畑仕事や薪割りさえも手伝っていた
明るく元気で純粋な子供だった
家でゲームをするより毎日の生活が楽しいと
テレビやゲームの必要性もない
正直「差」を感じた
「正しい」と言うとおかしいと思うが、俺が望む子育てはそっち方面だなーと感じた
どちらかというとシュタイナー教育に近いのかな?
シュタイナー教育ほどしっかりした物ではないと思うけど…
都会の片隅でそんなことを考えている今日この頃だ